1993-04-21 第126回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
言うまでもありませんが、今回の日米首脳会談は、冷戦構造が終えんをした後での、言ってみればG7体制も微弱になってきた中で、G2体制とでも言いましょうか、そうした国際的任務を負うて新しい政権に立ったクリントン側と新しい分野を展開しなければならない日本側との最初の首脳会談であったという点では、冷戦構造崩壊後の新しい世界のあり方に対してどのような努力と協調があるべきかということであったわけでありますが、まことに
言うまでもありませんが、今回の日米首脳会談は、冷戦構造が終えんをした後での、言ってみればG7体制も微弱になってきた中で、G2体制とでも言いましょうか、そうした国際的任務を負うて新しい政権に立ったクリントン側と新しい分野を展開しなければならない日本側との最初の首脳会談であったという点では、冷戦構造崩壊後の新しい世界のあり方に対してどのような努力と協調があるべきかということであったわけでありますが、まことに
例えば、クリントン側が出してきたセクター協議の問題などというのは、日本の予想しなかった分野として出てきたものであり、それが唐突であることのみならず議題の中心になったという点は、会談としては成功でなかったと思うのですが、なお成功だったと言われますか。